家出少年・少女の気持ちは?

家出少年・少女の気持ちは?

家出する少年・少女は、些細なきっかけで家を出てしまうのですが、
その多くの子供が孤独感、やり切れなさを感じています。

 

ごくまれに興味本位とか、また冒険心をそそられて、という
気持ち的、精神的には全く問題のない家出もありますが、だいたいの子供は
親に、また周囲の人に自分の気持ちを理解してもらえず、悩んでいるのです。

 

家出しても、見つけられたくない、という気持ちと、
見つけて欲しいという気持ちが微妙に混ざっていて、
自分の気持ちのコントロールができなくなっているので、
見つけたときに叱りつけるだけではいけません。
その原因を考え、子供の心に寄り添う姿勢が大事です。

 

大人から想像したら、取るに足らない悩みでも、その子はとても真剣に悩んでいるのかもしれません。
また客観的にみても、いじめが原因だったり、学校問題、異性関係など無視できない悩みを抱えている場合も多く、
そういった深刻な悩みだからこそ、誰にも打ち明けられない、と心を閉ざしてしまいます。
環境から逃げるために家出してしまう場合もあります。

 

いまはインターネットや携帯で、自分の気持ちを受け止めてくれる
不特定多数の人を簡単に見つけることができます。
それらの人々がすべて善意の人々だったらいいのですが、そうばかりとも限りません。
だからこそまだ未熟な部分を残す子供の心を普段から理解するようにつとめましょう。

 

少年・少女の気持ちを理解しようとしない、一方的な考えを押し付ける親、
また暴力を振るう親、まったく親としての役割を果たしていない親など、
本人の自覚なく保護者として問題がある場合もあります。

 

また、子供は親、家庭とは関係なく、学校や塾、
自分の行動範囲内の人間関係や恋愛関係に悩んでいるのかもしれません。

 

もし思い悩んでいるようであれば、さりげなく話しかけたりして、子供に関心を向けましょう。
身近な人に無視されているように感じるのが、子供にはとてもこたえるものなのです。

 

孤独感、寂しさがピークに達したとき、いまの環境から出ないと解決できないと感じたとき、
少年・少女は家出をしてしまいます。